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エルサルバドルのコーヒー
エルサルバドルのコーヒー
- ■2021/11/11 エルサルバドルのコーヒー
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中米で最小面積のエルサルバドルは、コーヒー栽培に適した肥沃な火山灰土壌が広がっています。かつては世界で最も生産性の高い地域で、1980~90年代にかけての内戦でコーヒー栽培に空白期間が生まれることがありながらも、ブルボン種が植え替えられることもなく、多く残るという地域特性が生まれました。東部のウスルタンや西部のアパネカ、イヤマテペクなどが主な産地です。また、近年注目を集めているのが、エルサルバドルで開発された品種『パカマラ』です。COEでもたびたび入賞するなどスペシャルティーコーヒーとしてのひょおうかも高い品種です。
【ロマ・ラ・グロリア農園】
ロマ・ラ・グロリア農園は、現在の農園主であるアニー・ルス女史の父であるロベルト氏が1990年代後半にスタートした農園です。彼の祖父が昔営んでいた農園の名前からLoma La Gloria(Hill of the glory):栄光の丘と名付けられました。
開業後、もともと土木技師だったロベルト氏は、2001年に自身のコーヒーを生産処理するミルの建設を始めます。しかし、中米においてマイクロミルという概念が広まる以前、こうした小さなミルによる流通の確保は難しく、やむなく地元の大きなミルへコーヒーを納入し、マイクロミルは動く事がありませんでした。
『今、コーヒーマーケットに求められているのは何か』とマーケットの把握に努めました。そうした中でスペシャルティコーヒーという思想を農園に伝え、様々なプロセスや品質の向上に動きます。そうして、自分たちが生産するコーヒーの品質を上げ、自分たちの手で処理を行うために、ロベルト氏の眠っていたミルが再稼働します。こうした品質への取り組みは、プロセスだけでなく農園の至る所に見られます。サンサルバドル火山近郊に位置するロマ・ラ・グロリア農園は砂質土壌の為、農園内にいくつもの雨水を溜める堀が用意されており、保水性を高めています。また、農園内のシェードツリーに様々な鳥類が生息し、生態系を築いています。こうした生態系の豊かさは、土壌の微生物の活性化や、有機的な土壌環境を育て、ミネラル豊富なチェリーを実らせます。
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