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セイロンコーヒーから紅茶へ
セイロンコーヒーから紅茶へ
- ■2019/11/11 セイロンコーヒーから紅茶へ
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1850年頃、ロンドン市内には2千軒ものコーヒーハウスがありました。そこではコーヒー、紅茶、ジュースなどのソフトドリンクが売られていました。当時、イギリスのコーヒーは、アラビアやトルコからだけではなく、インドネシアやセイロンからも運ばれていました・セイロンコーヒーは、オランダ人が栽培を始め、イギリス人が引き継いでいたものです。セイロンには1845年頃から沢山の開拓者達が移住し、1857年には8万エーカー以上の土地が開拓され、コーヒー園になっていました。この頃すでに
インドのアッサムでは紅茶栽培が成功し、茶の需要が増していることを農園主たちは十分承知していましたが、アッサムだけでなくインド各地での茶の栽培の難しさを聞いていたので、コーヒーから茶の栽培に切り替えようとする農園主はまだいなかった。ところが、10年ほど経ち、ジャワ島からコーヒーの葉を枯らしてしまうサビ病の金が入ってきて、あっという間に各農園を襲い、コーヒーを枯れさせてしまいました。サビ病は、葉を赤く変色させ、まるで鉄がサビたような色にし、葉をすべて落とし、幹までも枯らしてしまう恐ろしい病気です。セイロンに限らず、アフリカ、インド、マレー諸島にまでおよび、コーヒー園をことごとく荒廃させてしまいました。農園主たちは必死で病気を食い止めようと居ましたが、抜いた後に新しい苗木を植えても、またすぐに枯れてしまい、手の打ちようがなかった。
農園主たちは次々に倒産に追い込まれていってしまいました。もはやコーヒーはあきらめるしかなく、次に考えられることは、栽培のリスクの高い茶の木だけだったのです。
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