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ゲイシャ種『其の弐』
ゲイシャ種『其の弐』
- ■2018/09/18 ゲイシャ種『其の弐』
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“再発見”されたゲイシャ
ゲイシャの名は世界から一度忘れられた存在となりましたが、2004年“再発見”される機会がやってきました。それが、パナマのエスメラルダ農園が品評会に出したゲイシャ種です。
品評会で取り上げられるや否や、ゲイシャ種の持つジャスミンに例えられるユニークな個性は、一気に世界に名を轟かせたのです。
その要因として、1つ目として2001年からパナマでコーヒーの品評会を開催し、一躍ゲイシャ種が認められ、高品質へと歩み始めたことにあり、これは、スペシャルティコーヒーの生産を後押しすることにもなっていきます。そして2つ目は当時のパナマコーヒーへの評価です。当時のパナマコーヒーは高品質であったものの、個性が弱く平凡だと評価されていたのです。そのため、ゲイシャの強烈な個性は、大きなギャップとなってショックをより強めたのです。その後の品評会(ベスト・オブ・パナマ)では、エスメラルダ・ゲイシャ一強の時代が続き、2007年には「1ポンド=$130(1kg≒3万円)」で、世界最高落札価格を更新され、その結果、2008年からはエスメラルダ・ゲイシャだけのオークションが開かれるという特別扱いにも至っています。今日でもエスメラルダ・ゲイシャのオークションロットとなると、他を引き離す高価格で販売されています。このようにして、ゲイシャが神格化されたかのように、一気に高評価な品種として扱われるようになったのですが、「ゲイシャ種=美味しい」という神話めいた存在のコーヒー豆ですが、「ゲイシャ種であれば全て美味しい」とは言い難い部分があります。なぜならゲイシャにも適した気候があり、またどれほど丁寧に育てるかでも大きく変わってきます。エスメラルダ農園やドンパチ農園のゲイシャが美味しい理由は、気候と栽培技術が確かなものだからです。
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